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デイヴィッド・コパフィールド 3巻 感想 

デイヴィッド・コパフィールド〈3〉 (新潮文庫)デイヴィッド・コパフィールド〈3〉 (新潮文庫)
(1989/03)
チャールズ ディケンズ

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2巻の感想の続き

1、2巻と比べると3巻はやや落ちる感が否めない。
少々退屈。
新しく登場するキャラクターにも目新しさがそれほどなく、既存のキャラクターの新しい切り口の斬新さもそれほどない。
物語の展開は退屈させないように工夫されていると思うけれども。

ドラゴンボールのフリーザ編の冗長さだろうか。
ユライア・ヒープの悪漢ぶりは、フリーザを想起させる。
慇懃無礼でとってつけたような上品さ。
人気が出た連載作品を、やや無理しつつ引き伸ばしているような感じがする。
作者は1,2巻のほうがより楽しみながら書けているだろう。

小説が娯楽の中心である時代があったのだなぁと、実感する面白さは常にある。
ドラゴンボールが割りと女性にも人気が高いようにディケンズは女性でも読み易い気が凄くする。
逆にこってりした、どぎつい小説としては物足りなさが特に3巻はやや目立つ気がする。
とはいえ老若男女対象を選ばない娯楽小説という点で、この作品に勝る作品はやはり読んだことがない。

僕のディケンズに対する評価は、娯楽小説の王様。

テーマ : 書評
ジャンル : 小説・文学

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Author:夢念
よつばは、むてきだ。

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