FC2ブログ

十九世紀の小説

ディケンズ二作を読み終えて、改めて感じるのは十九世紀の小説って面白いなあと。

僕は純文学と大衆小説という区分を自分は余り意識せずにどちらも読むほうだ。
今年はライトノベル読んで西尾維新について考えたり、山田風太郎・筒井康隆を多めに読んだり、娯楽よりの小説を意識して読んだ。そして最近はイギリス作家を読もうと思っていたりする。

別に学問として小説を意識しているわけでなく、娯楽の一ジャンルとして享受している以上、求めるのは面白さ以外にない。
面白くない小説を読もうとは思わない。これからもそうだろう。
どんなにおえらい人が絶賛したり、ベストセラーであっても、自分が退屈だと思う文章を読みたくはない。



他の人はどうかは分からないけれど、現代の小説より十九世紀の小説のほうが娯楽としては優れている気がする。

十九世紀の小説は今の小説よりずっと間口が広い。
大衆向けにごちゃごちゃ色んなものを放り込んで、面白くなるように構成しなおす感じ。

ディケンズを読んで思い知らされたのは、本当に少年ジャンプの漫画家みたいに、身を削りながら真摯に読者に向かって娯楽を提供するという姿勢だな、ほんとすげぇ。
むしろ、小説家というより人気漫画家みたいな印象で、偉ぶってないというか、好感がもてるんだよなあ。


どんな商品でも、市場が成熟していく過程でジャンルわけされていって、どんどん細分化されていくという運命には逆らえないのだろうけど、名作というのはジャンルわけされる前に出てるのかもしれない。

いずれにせよ、十九世紀の小説のほうが読者のことを考えて書いてあるという気がかなりする。
現代の小説は、自分のこと、思想、出版社、ジャンル、色んなことを考えて書かれていると思う。
だからこそ、読者に本気で向き合っていた十九世紀の小説家に、現代は勝てない気がする。

テーマ : 日記
ジャンル : 日記

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール
好きなもの ゲーム、漫画、音楽、小説、日本、南米、ロシア、戦争、明治維新、戦国時代

夢念

Author:夢念
よつばは、むてきだ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード