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ドストエフスキー VS ディケンズ

個人的に最も好きな小説家二人を比べてみたい。

両者の美点
読みやすさという点ではディケンズが完全に上だ。
ディケンズの小説の読みやすさは異常。
例えば、ディケンズは一人一人の個性を際立たせ、分かりやすさのために誇張して書く。
そして一つのシーンにはそれほど多くの登場人物を同時に描くことはしない。
文章で状況を描写する能力は、ドストエフスキーよりディケンズが優れている。
退屈させずに適度なユーモアを散りばめる能力も、ディケンズが上かな。


対して、ドストエフスキーのいいところは、案外間口が狭いのかもしれない。
究極的などぎつい個性を持った、凶悪なキャラクターを書く。
一つのシーンにたくさんの登場人物を同時に出すために読者が誰が誰だかわからなくなることがある。
文章は、状況よりも精神や思想を描写することに情熱が注がれている。
ユーモアは正直、えぐい作り方をしていて、正直汚れることを厭わず江頭2:50みたいな崖っぷちの悲哀の上にのっかかったユーモアを好む。


判定

一般的な総合評価ならディケンズを上にしてしかるべきだと思うなあ。
だけれど、ドストエフスキーのほうが個人的にはなんか好きなんだよな。
自分にぴったり合った世界観を展開されるがゆえに贔屓してしまうだけかもしれないが。



ドストエフスキーの小説は、娯楽として楽しむにはえぐみがやっぱり強すぎる。
結局は筆者の小説への考え方が、作品を決定しているとしかいえない。

ディケンズは小説で一人でも多くの読者を楽しませることを目的にし、ドストエフスキーは人間の精神を小説で極限まで書こうと努力している。


このブログによって俺は何をかきたいのだろうか。
分からない。
だからきっと、駄目なのだ。

テーマ : 読書
ジャンル : 小説・文学

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好きなもの ゲーム、漫画、音楽、小説、日本、南米、ロシア、戦争、明治維新、戦国時代

夢念

Author:夢念
よつばは、むてきだ。

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