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痴人の愛 感想   谷崎はじまったな・・

痴人の愛 (新潮文庫)痴人の愛 (新潮文庫)
(1947/11)
谷崎 潤一郎

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HENTAI王国日本の誇る小説家
谷崎潤一郎を読み始めました
音に対してのこだわりが感じられ文章が巧い

前半より後半の筆のキレがいいようだ
作品全体の流れ方が特異な作家だと感じる

一つの絵をずっと鑑賞していて
読者はその作品の意図がどの箇所に隠されているか
徐々にズームアップしていくような

痴人の愛という小説は展開に力点をおいているわけでなく
登場人物の心が変わっていくわけでもない
登場した時点でキャラは既に完成されており
それぞれのポーズをとったまま
何が変わるかといえば
物語の焦点が鮮明になっていくのみ

痴人の愛のテーマは
足フェチやマゾなんだろうけれど
そこに気持ちいいぐらい集約していく技量は
見事

性を中心に書いているというよりも
最終的に物語の全ての焦点を足フェチとかマゾヒズムとに集約させていく
小説に納得できるかどうかが
本書を楽しめるかどうかの鍵になりそう

小説より絵画に近い作品だという感想をもつ

テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

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好きなもの ゲーム、漫画、音楽、小説、日本、南米、ロシア、戦争、明治維新、戦国時代

夢念

Author:夢念
よつばは、むてきだ。

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