FC2ブログ

アンナ・カレーニナ 1  感想

アンナ・カレーニナ〈1〉 (光文社古典新訳文庫)アンナ・カレーニナ〈1〉 (光文社古典新訳文庫)
(2008/07/10)
レフ・ニコラエヴィチ トルストイ

商品詳細を見る


リア充にしてリア獣 ロシアの怪物レフトルストイたんの名作を堪能する
同時代の作家としてディケンズやドストエフスキーが居るが三者三様でおもしれえ

女性の心理描写
ドストエフスキーは男の登場人物の心理を深く掘り下げる達人であることに
異論のある人は少ないと思うが女性に関しては掘り下げることより
表層的な面白さに終止する傾向がある

トルストイは女性の内面の描写に大きな労力を割いていて
小説全体の雰囲気が割と少女漫画っぽさを感じてしまうことも多い
リア充であった経験を生かし女性の内面の描写は手馴れていて
感心させられるばかりでトルストイの小説の特徴として
個人的に最初に感じる点がこの少女漫画っぽさですな


古典新訳文庫
大歓迎

古典を現代に解りやすく翻訳する試みは成功している
トルストイの小説は小説大好きっこ向けに書かれているせいか
登場人物がやたら多くその上呼び名が関係性によって変わってくるので
名前を追いかける負担がとても重いことが
軽く読みたい読書人を近寄りがたいものにしていた

本作はできるだけ読みやすい意図で登場人物を理解しやすいように配慮されており
味わいは薄くなっているかもしれないが間口は広がったため
以前に比べれば遥かに読みやすい小説になっていることは断言できる


文章の美しさ
リア充であるトルストイの文体もイケメン
うまくて言葉がない
ドストエフスキーよりもずっとイケメン
ディケンズと勝負になるぐらいイケメン
自然・人物・情景全て抜かりがない


暫定メモ
登場人物ではリョービンとオブロンスキーとカレーニンが良い
女性の登場人物の描写は精緻を究めるがゆえ
汚い部分も丸出しであり好みが分かれるだろうなー
カチュアパウエル(タクティクスオウガ)を思い出させる

テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール
好きなもの ゲーム、漫画、音楽、小説、日本、南米、ロシア、戦争、明治維新、戦国時代

夢念

Author:夢念
よつばは、むてきだ。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード