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アンナ・カレーニナ 3   感想

アンナ・カレーニナ〈3〉 (光文社古典新訳文庫)アンナ・カレーニナ〈3〉 (光文社古典新訳文庫)
(2008/09/09)
レフ・ニコラエヴィチ トルストイ

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3巻になりアンナという人物に慣れることができたのかもしれないが
リョーヴィンの側だけでなくアンナの物語も面白くなりだす

解説にもあるが隠喩が連続されていることにはごくごく初期から
気になってはいたがアンナとリョーヴィンの関係性が
6部になってようやくはっきり捉えることができたからこそ
アンナの物語にも興味を持てるようになったのかもしれない

しかし4部の段階でアンナの息子セリョージャのキャラが甘いことが
この作品での致命的な問題点になっているという確信は揺らがないな
トルストイは子どもが好きじゃないっぽい
すきじゃないのは良いけれどアンナの物語の最大のひっかかりが
息子の描写が甘いことに尽きる

ただまぁあれだ
トルストイの小説の女性はほんとうに緻密に書き出されていて
職人技というかリア充乙というか非モテには絶対書けない小説だよなぁ
息子の描写が甘いってなんども言っているけれど相対的な甘さで
女性の書き込みが凄すぎて子どもが本当に霞んでしまっているから

だけどこれを非モテのオイラが読んで感心はするものの
上流階級のリア充であるトルストイに感情移入するのは正直難しい
ある程度割り切った読み方ができるようになった事実に
時の流れの早さを感じる

テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

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Author:夢念
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